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8月旬食材:エダマメ

エダマメ

8月はビールのお供『エダマメ』について紹介したいと思います。ビールにエダマメは大変、利にかなっており、エダマメに含まれるメチオニンというアミノ酸がアルコールから肝臓や腎臓を守ってくれる働きがあるのです。またビタミンB1やCはアルコールの酸化を促進し、肝臓の負担を軽くしてくれる働きもあります。
ビタミンB1は糖質からエネルギーを作るときに欠かせないビタミンで、これが欠けるとエネルギーが作れず、結果的に元気がでない状態になってしまいます。
とくに夏などは暑さのために食欲がなくなり、そうめんやひやむぎなどを食べることが多くなりますが、これらは糖質食品なので、体内でビタミンB1の消費量が増えてしまい、偏って食べ過ぎるとビタミンB1不足につながります。それが要因となって夏バテを引き起こしやすくなるのです。夏が旬のエダマメを夏バテ予防のために、この時季にたくさん食べるのが体にもよいと言えるのです。
注意すべきことは、消化・吸収はあまりよくないので、胃腸の調子が悪いときなどは食べ過ぎないようにしてください。
暑さはまだまだこれからも続きますので、熱中症や夏バテしないように食事から充分に栄養を摂って徳島の暑い夏を乗り切りましょう!!

2013年8月1日

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