栄養士のコーナー

管理栄養士のコーナー(旧)

2013年7月お料理教室のご報告

7月の料理教室は料理教室始まって以来初の『パンレシピ』
お話は『冷え症と栄養』でした。

女性の大敵『冷え』。夏だからといって夏場の冷えも侮れません。 冷え症は血行不良によって、体の末端部がほかの部分に比べて極端に冷たくなることをいいます。ひどくなると頭痛、めまい、便秘、関節痛、寒くて眠れないなどの症状に悩まされることも。 体温調節機能をつかさどっているのは自律神経です。自律神経の働きが何らかの原因で乱されると必要以上に血管を縮めてしまい、血行が悪くなってしまいます。更年期の女性や強いストレスのある場合は自律神経に支障をきたしやすいので注意が必要です。また、栄養の偏りや、鉄欠乏性貧血、低血圧も要因としてあげられます。体を温めてくれる食材は
・寒い地方で産出されるもの、冬が旬のもの
・色の黒っぽいもの、濃いもの、暖色のもの
・地下でエネルギーを蓄えたもの
・水分が少なく硬いもの
・塩分が多いもの
このような食材を上手に組み合わせてバランスの取れた食生活を心がけ、冷え症を予防しましょう。 

調理の様子
完成

米粉を使用したパンは小麦で作ったパンに比べ、もちもちとした食感です。噛むことで甘みも増し、子供にも大人にも好評なレシピでした。 黒糖蒸しパンには沖縄産の黒糖を使用し、控えめな甘さの優しい味に仕上がりました。蒸しパンにも小麦粉と上新粉を1:1で使用しているので、ふわふわですがお腹にはしっかり溜まる1品に仕上がっていました。 カレークリームスープは乳製品でなく、ココナッツミルクを使用するのでさっぱりしており、ココナッツのほのかな香りが夏を感じさせる1品でした。

次回のテーマは 「一汁三菜レシピ」です。
8月24日(土)に開催予定です。
お話は”夏バテと栄養”について。
興味のある方は受付にお声かけください。

調理の様子

2013年7月24日

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