アトピー

患者様の声

先日、当クリニックのある患者様のお母様からメールをいただきましたのでご紹介いたします。

我が家の息子(5歳)は軽いアトピーで、去年の夏はあせもから肌荒れがすすんで、とびひになってしまい、息子も私も大変な思いをしました。
今年の夏、またあせもがでて、肌が荒れていましたのをこおり先生にみていただき、先生の指導の下、強酸水とかゆみ止めを症状にあわせて使用したところ、肌が随分きれいになり、かゆみも収まり、子供も大変喜んでいます。
ステロイド等の強い薬をいきなり使わず、症状をじっくりみて、その患者に適しているものを選んでくださるこおり先生の方針に感銘を受けました。
患者をよくみて、話をよく聞いて下さって、適切な治療方法を選んで下さる、こおりクリニックにこれからも通い続けたいと思います。病院嫌いの息子もこおりクリニックに行くのは嫌がりません。これからも宜しくお願いします。(徳島市 F様)

こちらこそよろしくお願いいたします。

F様のお子様の場合は診察させていただいた時にはそんなにひどい症状ではありませんでしたが、今後かゆみ等がひどくなった場合にはすぐに悪化する恐れがありましたので、これから先の事も考えて治療させていただきました。

梅雨の時期は湿気が多く、また真夏の暑い時期などはどのようにスキンケアを行っていくのか、どうかゆみを抑えるかが大切になります。
お子さんの場合、かゆみを感じて皮膚をかいてしまってまた悪くなる。そのことで更にとびひや2次感染をおこしてしまうということが心配されます。

普段の生活の習慣としては、今回の場合は朝晩にシャワーを浴びる。また汗をかいたらシャワーで流す、あるいは遊んで帰ってきたらさっと汗を流しさっぱりし、その都度強酸性水を使用していただく様に心がけていただければよいと思います。

今回は、治療のために強酸性水をボトルとスプレーに入れてお出ししました。
ボトルはわざと目立つように、遮光性の色つきの薄いオレンジ色です。

保護者も毎回毎回、我が子がかゆがっている姿を見て、また掻いているところを無理矢理「掻いちゃダメ」と止めさせなければならないことへの苦痛や葛藤が生じます。
そういう点でスプレーは霧吹き状になって皮膚に吹き付けられますので、「シュッシュしましょう」というように、子供も楽しみながら気持ちよく治療ができるという点でよいと思います。
とくに夏場は寒すぎることもなく、冷却効果もあり、非常に使いやすい時期でもあります。

アトピーの治療では、子供が嫌がらずに強制的ではなく楽しみながら病気に向き合えるような方法を考えてあげるよう、こころがけています。

強酸性水はふたを閉めて、冷蔵庫に入れておくことで約1ヶ月間は使用できます。
スプレーは携帯しやすい、小さめのものを使用していますので、ぜひお出かけの際ももって行ってこまめにスキンケアをしてあげて下さい。

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